化粧を落とさず寝ると肌はどうなる?
化粧を落とさず寝ると肌は老化する
化粧・メイクを落とさずに寝てしまったことがある方は少なくないでしょう。たった1日くらい大丈夫だと考えているかもしれませんが、化粧・メイクを落とさないで寝ると肌は老化してしまうのです。化粧を落とさず寝た時、肌は5歳も更けるといわれています。
肌の老化を次の日にすぐ実感しないからと気を抜いていると、年齢を重ねてから一気にダメージが現れます。美しい肌を維持したいと思うのなら毎日の基本的なケアを大切にしてください。
化粧を落とさず寝るとニキビができる
化粧・メイクには油分が含まれているのですが、この油分は時間がたつにつれて酸化していきます。酸化した化粧・メイクは過酸化脂肪となり肌に刺激を与えてしまうのです。その刺激によって肌トラブルを引き起こします。肌トラブルと一言で言っても引き起こされる肌トラブルは肌質や状態などによりまざまです。
ファンデーションは肌に密着しており、毛穴もきれいにカバーしてくれるアイテムです。メイクには欠かせない道具と言ってよいでしょう。しかし、毛穴に化粧・メイクがつまり、さらに皮脂と混ざると炎症を起こします。化粧を落とさずに寝るとニキビや吹き出物の原因となります。
また、化粧・メイクを落とさないということは、毛穴に何時間も物が詰まっているということです。その結果、ニキビだけではなく、毛穴の開きにもつながります。毛穴が広がってしまうと角栓やイチゴ鼻に悩まされることになるでしょう。
化粧を落とさず寝ると乾燥する
化粧を落とさず寝ると肌が乾燥してしまいます。化粧品・メイクには鉱物が入っているのですが、この成分は乾燥肌を悪化させてしまうのです。化粧をしているときに皮脂が増えるような印象を受ける方もいるでしょう。皮脂が多いと脂を取り除こうとしますが、そうするとかえって乾燥が悪化してしまいます。
そもそも皮脂が過剰分泌されるのは肌の奥から乾燥していて、乾燥から肌を守ろうとしているからです。皮脂を一生懸命除去するのではなく、皮脂の量が適量になるように日々のケアを行いましょう。
化粧を落とさず寝ると肌のターンオーバーが乱れる
化粧を落とさず寝ると化粧・メイクによって肌に負担がかかります。本来は眠っている間に古い細胞が剥がれ落ちて肌の細胞が生まれ変わっているのですが、化粧を落とさないで寝るとそのターンオーバーがうまく機能しなくなってしまうのです。
28日程度の周期で肌が生まれ変わっていくので、目視ではわからないような変化です。しかし、この周期が乱れると肌トラブルが起こりやすくなります。ターンオーバーが遅くなるとくすみやニキビの原因になりますし、早すぎると未熟な細胞が出てくるので乾燥しやすくなるのです。
マスカラなどのアイメイクは目・まつ毛へのダメージになる
化粧・メイクを落とさずに寝ると肌にさまざまな悪影響を及ぼすことがお分かりいただけたでしょうか?しかし、悪影響を受けているのは肌だけではありません。マスカラなどのアイメイクをしたまま寝ると目やまつ毛にダメージを与えているのです。
アイメイクをしたまま寝ると目元がはれぼったくなったり、毛根にダメージを受けてまつ毛が抜けやすくなったりします。目を大きく魅力的に見せるためにアイメイクをしているのに、そのまま眠っているとかえって魅力は半減してしまうので注意が必要です。マスカラが眼球に入っていることもあるので衛生的にも良くありません。
コンタクトやカラコンを付けている方は、付けたまま眠ると眼球を傷つけてしまいますし、酸素不足で細胞が失われることもあるそうです。美容のためだけではなく、健康のためにも1日の終わりにメイクはしっかり落として清潔にするよう心掛けましょう。
化粧したまま落とさずに寝てしまった時の緊急ケア方法は?
化粧したまま落とさずに寝た時は優しく丁寧にメイク・化粧を落とす
化粧したまま落とさずに寝た時、まずは優しく丁寧にメイク・化粧を落としましょう。毛穴の中に詰まった汚れや化粧・メイクもしっかりきれいに落としましょう。その際にごしごしとこすると肌への負担になってしまいます。クレンジングをする際には指先の腹でくるくると優しく落としてください。
洗顔料はたっぷり泡立てて、泡で洗うようなイメージで洗顔するのがポイントです。洗顔料がうまく泡立てられないという方は、洗顔ネットや専用のグッズを使ってみてください。手で泡立てるよりもきめ細やかでフワフワの泡を作ることができます。また、洗い流すときのお湯は熱い物ではなくぬるま湯を使用してください。
お湯が熱すぎると水蒸気とともに肌のうるおいまで蒸発してしまうので注意が必要です。クレンジングの種類で悩んでいる方には下の関連記事もおすすめです。ノンオイルクレンジングでおすすめの商品を15個紹介しています。まつエクをしていても使えるジェルタイプもあるので興味のある方はチェックしてください。
化粧したまま落とさずに寝た時は蒸しタオルで血行促進
化粧したまま落とさずに寝た時は蒸しタオルを肌にあててください。化粧したままで眠ってしまうと肌のコンディションが悪くなります。蒸しタオルを充てると血行も良くなるので顔色が明るくなるので、顔色が良くないときにもおすすめです。
また、蒸しタオルを充てることで毛穴が開くので化粧・メイクもしっかり落とすことができるでしょう。濡らして絞ったタオルをビニールの袋に入れ、電子レンジで温めるだけなので簡単に作ることができます。詳しい作り方は下の関連記事で確認できるので、ぜひチャレンジしてみてください。
化粧したまま落とさずに寝た時はしっかり保湿する
化粧したまま落とさずに寝た時はクレンジング・洗顔をしてからしっかり保湿しましょう。化粧水や乳液はもちろん、保湿効果の高いクリームや導入美容液などを使用してください。化粧したまま落とさずに寝てしまうと肌は乾燥しており、不安定になっています。そんな肌をいたわるように保湿する必要があるのです。
パックなどのスペシャルケアをするのもおすすめです。しっかりと肌を保湿して肌のコンディションを整えてあげましょう。新大久保では人気の韓国コスメを購入することができます。フェイスパックも手に入るので興味がある方は下の関連記事をチェックしてください。
化粧を落とし忘れてしまった次の日の対処法は?
化粧を落とさないで寝てしまった次の日は肌を休ませる
化粧・メイクを落とさないで寝てしまった次の日は肌を休ませてあげましょう。化粧をする場合はナチュラルメイクを心がけてください。カバー力が高くて重たいクリームよりもミネラルファンデーションなどがおすすめです。RMKのファンデーションは肌を優しくカバーしてくれます。
リキッドタイプとパウダータイプがあるので、使い心地の好みに合わせて選ぶことができます。詳しい情報は下の関連記事からチェックしてください。
メイクを落とし忘れたら食事の栄養バランスを考える
メイクを落とし忘れると肌のコンディションが崩れてしまいます。美しい肌を目指すためにはスキンケアだけではなく、食べ物にも気を使う必要があります。ビタミンはもちろん、適度なたんぱく質や脂質、食物繊維も必要です。ジャンクフードばかり食べていると皮脂の量が増えて肌トラブルを引き起こすこともあるでしょう。
食べ物に気を付けるのはメイクを落とし忘れた次の日だけではなく、継続していくことが大切です。日常での食事でビタミン不足を感じている方はサプリメントで補うのも1つの方法です。外出先でも手軽に摂取できるので、活用していきましょう。
メイクを落とし忘れた女性はしっかり睡眠時間を確保する
メイクを落とし忘れた女性はしっかり睡眠時間を確保してください。化粧を落とさず寝た時の影響でもご紹介しましたが、眠っている間は肌のターンオーバーが活発になります。しっかりと睡眠をとれば肌の生まれ変わりを助け、美しい肌を目指すことができるのです。
特に22:00~02:00までの4時間の間はシンデレラタイム・ゴールデンタイムと呼ばれており、ターンオーバーが活発になります。この時間帯には成長ホルモンの分泌量が増えるので、細胞の生まれ変わりも活発になるのでしょう。
成長ホルモンと聞くと子供の成長をイメージするかもしれませんが、肌の生まれ変わりにも深く関係しているのです。睡眠不足は美肌の大敵です。しっかりと睡眠時間を確保して美肌を目指してください。
POINT
シンデレラタイムは眠ってから3時間?
22:00~02:00の時間帯はシンデレラタイム・ゴールデンタイムと呼ばれていますが、この時間にはいくつか意見があるようです。眠ってから3~4時間という意見や、22:00から2時間ほどという意見もあります。仕事をしていると22:00に眠るのは難しいと思うので、質の良い睡眠がとれるような工夫をしてみてください。
化粧を落とさず寝てしまったときも冷静に対処しよう
化粧と落とさずに眠ってしまったときにも方法を知っていることで冷静な対処ができます。もちろん、しっかりクレンジングをしてから寝る方が良いのですが、うっかりということは誰にでもあるでしょう。この記事でご紹介した方法を参考にしながら肌のケアをしてください。
化粧を落とさないでなた時の悪影響を知るとメイクしたまま寝るという行動の恐ろしさがよくわかると思います。一晩で肌が5歳老けてしまうと思えば、眠くても頑張ってクレンジングくらいはできるのではないでしょうか?美肌を手に入れるためには日々のケアも意識しなければなりません。
メイク・化粧を落とせない場合は化粧落としシートを使ってメイクを落とすという方法もあります。化粧落としシートは100均でも購入できるアイテムなので、1つ持っているといざという時役立つかもしれません。下の関連記事で商品をご紹介しているので参考にしてください。
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