手作りスカートのいいところは?
手作りスカートのいいところ①ぴったりサイズで作れる
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手作りスカートのいいところ1つ目は、自分に合うサイズや丈で作れるところです。もう少し小さいサイズや大きいサイズが欲しい時、自分のサイズに合わせて作ることができます。自分によく合うサイズのものが出来あがったら、布を変えて作れば、手軽にお気に入りのスカートが増えます。
手作りスカートのいいところ②オリジナルが作れる
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手作りスカートのいいところ2つ目は、お気に入りの柄や布で自分だけの1枚が作れることです。特にインパクトのある柄のスカートは同じものを着ている人に会うとちょっと気恥ずかしいことがあります。布から選んで手作りすると、形や長さが様々なので、簡単にオリジナルができます。
手作りスカートのいいところ③意外と簡単でコストがかからない
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手作りスカートのいいところ3つ目は、簡単に作れてコストがあまりかからないことです。縫うのは両脇、ウエスト、裾の3か所なので、洋裁初心者でも大丈夫です。布の値段は様々ですが、特に春夏用の布は比較的安価で、手作りするメリットは大きいです。
【初心者向け】基本の簡単なスカートの作り方
【初心者向け】基本の簡単なスカートの作り方①布を選ぶ
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基本の簡単なスカートの作り方1工程目は、布を選ぶことです。布は季節やスカートのデザイン、イメージによって選びましょう。素材としては綿が肌触りも良く、色柄が豊富です。リネンは多少シワでも気にならず、大人っぽさを感じさせます。
初心者には布の厚さは中くらいがおすすめです。厚すぎるとミシンで縫う時重なった部分に押さえがのらないことがあり、手縫いする場合でも大変です。また薄すぎても布がつれてしまったりして縫いにくくなります。布地の色や薄さによっては、透けないかどうかもチェックしておきましょう。
また大きいチェックや、柄が大きい布は柄合わせが必要になる場合があります。初心者は細かい柄が一面に入った総柄か無地の布を選ぶとスムーズです。大きい柄でも気にいった布があれば、柄合わせにトライしてみると、仕上がりが綺麗で、愛着のある1枚になります。
【初心者向け】基本の簡単なスカートの作り方②布の下準備をする
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基本の簡単なスカートの作り方2工程目は、布の下準備です。布の地直しと水通しをしましょう。布がゆがんでいたり、「洗濯したら縮んでしまった」ということがあったりするからです。
ウールなど水通しが不要の素材もありますが、リネンなど収縮率が大きい布もあります。少しの収縮率でも大人用の大きいサイズを作ると何センチも縮んでしまうことがあるので、少し面倒でもやっておくと安心です。
水通しはまず布を水に1時間から半日位浸しておきます。それを形を整えて干して、大体乾いたらアイロンをかけるので、半日くらいかかってしまいます。「今日は時間があるから一気にスカート作ろう!」と思ったらすぐにとりかかれるよう、布が手に入ったらまずやっておきましょう。
【初心者向け】基本の簡単なスカートの作り方③裁断
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基本の簡単なスカートの作り方3工程目は、裁断です。この作り方では長方形の布を2枚縫い合わせてスカートを作ります。型紙は不要で、直接布にチャコなどで印をつけます。縦の長さは作りたいスカートの丈に、ウエストと裾の折り返しで9㎝プラスしてください。
横の幅は布幅によっては、そのままでも大丈夫です。縫い代を両脇に1cmずつとって自分の体に合わせてみて、ヒップが入るかどうか確認して下さい。布の幅をそのまま使うと、裁断がいらないだけでなく、端の処理も不要になります。布の端は耳といってほつれにくくなっているからです。
布の幅は90cm、110cm、140cm前後のものがあります。大人向けの大きいサイズを作る場合は110cmを中心に、欲しいボリュームを考慮して幅を選んでください。
【初心者向け】基本の簡単なスカートの作り方④縫う
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基本の簡単なスカートの作り方の4工程目は、縫うことです。縫う箇所は、両脇と裾とウエストだけです。まず2枚の布を中表に合わせて、両脇の端から1cmのところを縫います。最初と最後は返し縫いをしてください。これで輪になりスカートらしくなります。
次にウエスト部分のゴムを通すところを作ります。まず上から2.5cmのところで折って、さらにもう一度折ります。端の部分が中に入るので端の始末は要りません。三つ折にした部分のなるべくギリギリのところを縫います。縫い目は表に出ますが、ゴムをいれて布が寄るのであまり気になりません。
ぐるっと1周縫いますが、あとからゴムをいれるところを2cmくらい開けておきます。それから裾を縫います。裾は端から1センチのところで折ってから、さらに3cm折って三つ折にし、ぐるっと縫います。最後にウエスト部分にゴムを入れ、ちょうどいいウエストサイズにしたらゴムを重ねて縫い止めます。これで完成です!
大人に似合うおしゃれな手作りスカートは?
大人に似合うおしゃれな手作りスカート①ギャザースカート
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大人に似合うおしゃれな手作りのスカートの1つ目は、ギャザースカートです。薄手の生地で長めの丈で作ると、大人っぽい可愛さのあるスカートに仕上がります。ウエストゴムなので履き心地が楽で、ふんわりしているので涼しく、春夏にぴったりのスカートです。
大人に似合うおしゃれな手作りスカート②フレアスカート
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大人に似合うおしゃれな手作りスカートの2つ目は、フレアスカートです。ふわっと裾がひろがって、シルエットがきれいなので、エレガントな印象になります。ハリのある生地だときれいにドレープが出て、やわらかい生地だと揺れて大人っぽさを感じさせます。ウエストから腰にかけてスッキリ見えるのも嬉しいところです。
大人に似合うおしゃれな手作りスカート③マキシ丈のスカート
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大人に似合うおしゃれな手作りスカートの3つ目は、マキシ丈のスカートです。マキシスカートはロングスカートのひとつで、裾の長さが足首まであるスカートのことです。コーディネート次第でフェミニンにも、カジュアルにもなり、大人だからこそ似合うスカートです。
こちらの記事にはロングスカートのおすすめコーディネートが豊富に紹介されています。ぜひこちらも読んで、大人の上品コーデの参考にして下さい。
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【大人向け】簡単でおしゃれなギャザースカートの作り方
ギャザースカートの布を選んで形を決める
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まず布を選んで形を決めます。柄や色によって印象が変わります。厚めの布はひだを少なめにした方が縫いやすく、ボリュームも抑えられます。基本の作り方では直線断ちの長方形の布で作っていますが、裾をカーブさせた少し開いた形を縫い合わせるとウエストのギャザーはあまり大きくならずに、裾が広がるようになります。
今お気に入りのスカートがあれば、ウエストや裾のまわりの長さや丈を計ってみて、それに合わせるという方法もあります。手作りなので、途中で裾を短くしたり簡単に調整することができます。
ギャザースカートの型紙を写して裁断する
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作りたいギャザースカートの形の型紙を選びます。ネットなどにも豊富に型紙があります。それを布の上に載せ、チャコペンなどで写し取り、縫い代分をつけて裁断します。布の方向や表裏に注意しましょう。
またタックをつくるタックスカートにすると、裾の感じはギャザースカートと似ていますが、腰回りがすっきり見えます。作り方はタックをたたんでから、ウエストのベルト部分の布を縫いつけてゴムを入れます。
ギャザースカートを縫う時のポイント
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ギャザースカートを縫う時のポイントは、なるべくアイロンを使って縫い代をきちんと折ってから縫うことです。仕上がりが綺麗になります。ウエスト部分と裾を間違えないよう、脇を縫ったら上下を確認してください。型紙を使って布を裁断した場合は、端がほつれてこないように、ジグザグミシンで処理をして下さい。
ウエスト部分は、真ん中の部分をもう一周ぐるっと縫って、上下に2本ゴムを入れると見た目が綺麗です。その場合は片方の脇を縫う時にゴム通し部分を開けておくことを忘れないようにして下さいね。下の部分にだけゴムを入れると、上側がフリルのようになって、可愛くなります。
【大人向け】簡単でおしゃれなフレアスカートの作り方
フレアスカートのシルエットを決めて布を選ぶ
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フレアスカートの作り方で大切なのは、どんなシルエットのスカートにしたいかということです。フレアスカートとシルエットの似ているスカートにサーキュラースカートがあります。これは円形のスカートという意味で、円く360度に裾が広がります。このように360度でも、180度や270度で作ってもきれいです。
フレアスカートの型紙を写して裁断する
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次に布に型紙を写します。市販の型紙を使っても良いし、自分で型紙を作ることもできます。裾が円形になるので、長めのひもや厚紙などをコンパスの要領で使うときれいに大きい円が書けます。布の片方を輪にして写し、なるべく縫う箇所が少なくなるように、また布のむだが出ないように工夫しましょう。
フレアスカートを縫う時のポイント
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フレアスカートを縫う時のポイントは、裾の縫い代を小さめにすることです。裾の方がかなり広がっているので、基本のスカートの作り方のように折ると、綺麗におさまらないからです。1cmずつ3つ折りして、シワが寄らないように縫いましょう。
ベルト部分は、別に長方形の布でベルト部分を作るときれいです。スカート部分に縫い付けてからゴムを通します。前後別に作って、後ろ半分だけゴムを入れて、前から見た時にすっきりさせる方法もあります。基本と同じ作り方で作ることもできます。
こちらでも簡単なフレアスカートの作り方を紹介しています。大人向けだけでなく、子供サイズの作り方も載っているので、親子でお揃いにする場合など参考にして下さい。
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【大人向け】簡単でおしゃれなマキシ丈スカートの作り方
マキシスカートの形を決めて布を選ぶ
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ここではティアード型のマキシスカートの作り方を説明します。ティアードスカートは、横に何段かで切り換えのあるスカートです。長方形の布を縫い合わせていくだけで、簡単にマキシ丈のスカートができます。柔らかくて軽めの布がおすすめです。もちろんギャザースカートやフレアスカートをマキシ丈で作っても素敵です。
マキシスカートの裁断の方法
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サイズの異なる横長の長方形を裁断します。ティアード型スカートはこれを輪になるようにして縫い、下に向かって大きくなる筒状のものを繋いでいきます。パーツは直線のみなので、型紙なしで直接布に印をつけて切っていきます。お手持ちのはぎれがあれば、はぎ合わせて作るのも変化があっておもしろいです。
マキシスカートを縫う時のポイント
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ティアード型のマキシスカートを縫う時のポイントは、ギャザーをきれいに寄せることです。2段切り換えの場合は、2段目のスカートの上の部分をぐし縫いしておき、その糸を引いて1段目のスカートの寸法に合わせます。まち針で止めて均等にギャザーが寄っているか確認してください。
初心者はしつけ糸でとめてからミシンを掛けましょう。初心者の方はギャザーを寄せて縫い合わせるのが少し難しいと思われるかもしれませんが、何段かに分割して作るので大きい布ではなく、切ったり縫ったりの扱いは以外と簡単です。ウエスト部分は3つ折りにしてゴムを入れるだけでOKです。
基本をマスターすればコスプレも手作りできる
コスプレ用のフレアスカートの作り方
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コスプレのフレアスカートを作るときは360度のスカートの布を2セット用意します。そしてそれを全部つなぎあわせて720度のスカートにします。裾に針金を入れると好きな形がつくりやすいです。大人用のコスプレ衣装がなかなか見つからない時も、イメージに合う布があれば簡単に作れます。
コスプレ用のチュールスカートの作り方
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チュール生地を使うと、ハロウィンなどのイベントに使えるコスプレスカートを作ることができます。チュール生地は端がほつれてこないので端の始末が要りません。ギャザースカートの作り方で、簡単にふわふわでボリュームのあるスカートが出来ます。オーバースカートに使ってもいいですね。
大人もスカートを手作りして自分だけの1着を手に入れましょう
いろいろな大人の手作りスカートをご紹介してきましたが、裁縫初心者の方も、意外と簡単にできそうと思われたのではないでしょうか?ここで紹介したスカートはどれも簡単で足さばきも良く、着心地も抜群です。早速、お気に入りの布を探しに出かけて、自分だけの1着を作ってみませんか。
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