アメリカンインテリアとは?
アメリカンインテリアの特徴①ヴィンテージ風
アメリカンインテリアの特徴1つ目は、ヴィンテージ感です。年代物の家具や着古した色合いのテキスタイルを使うとヴィンテージインテリアにできます。男前インテリアにも通じる要素ですが、違いはハードにしすぎないこと。くだけた雰囲気にすることがポイントです。
ヴィンテージの定義は作られてから20年以上100年未満経った物のことを指します。より古いものがアンティークと呼ばれます。
アメリカンインテリアの特徴②カントリー風
アメリカンインテリアの特徴2つ目は、カントリー風です。パッチワークや木製の家具を使うと、カントリー風インテリアにできます。カントリー風とは、名前の通りアメリカ中西部などの田舎を模したインテリアのことです。懐かしい雰囲気と温もりを感じられるのが特徴です。
そのため、全体的にはナチュラルにまとまります。また、画像のように布でできた人形や雑貨を置いたり、カーテンやテーブルクロスは赤と白のギンガムチェックを使うのが定番となっています。
アメリカンインテリアの特徴③西海岸風
アメリカンインテリアの特徴3つ目は、西海岸風です。青系の色やサーフボードなど海を連想させるものを置くと西海岸風にできます。西海岸風とはロサンゼルスのようなアメリカの西海岸を模したインテリアのことで、上に挙げた2つよりもカジュアルで夏っぽい雰囲気です。
アメリカンインテリアで作った部屋実例11選
部屋実例①アメリカンダイナー風キッチン
部屋実例1個目は、アメリカンダイナー風キッチンです。バーガーキングやコカ・コーラなどのパネルが飾られていてポップな雰囲気です。原色が多いので明るく派手ですが、グラスが1列に整列されていたり、色使いに統一感があるので雑然とした印象はありません。白黒のチェッカー柄がアクセントになっていておしゃれです。
また、小さい雑貨だけでなく大小のステッカーが貼られて変化を付けたのもポイントです。ちなみに、バーガーキングのステッカーの下には赤の粘着シートを使っています。
部屋実例②アメリカンヴィンテージなリビング
部屋実例2個目は、アメリカンヴィンテージなリビングです。吊り下げられているランタンや壁付けの雑貨がヴィンテージ感があり雰囲気が出ています。ソファーも土台部分は無垢材でできていてナチュラルさがあります。シンプルなインテリアですが、アメリカンらしくするのは壁のアンティーク風レンガです。
アンティークレンガはアメリカのボストンなど東海岸の家で見られるもので、ヴィンテージアイテムと相性が良く、木製の家具や革張りのソファーと合わせると東海岸風インテリアにできます。古いものは落ち着いた空間になるので、色も紺など深みのある色が合います。
部屋実例③アメリカンなダイニング
部屋実例3個目は、アメリカン雑貨を使ったダイニングです。手前の家具は木の木目が活きたパッチワーク風でカントリーぽさがありますが、グリーンを入れたブリキの缶やヴィンテージ加工のティッシュケースなどで武骨さをプラスして男前に傾けています。完全に男前にならないのは原色のポップな缶によるものです。
アメリカンな缶といえばキャンベルなどの赤い缶。赤と緑は補色といって正反対の色合いなのでグリーンを赤い缶に入れると目立ちます。きつい色合いですが、家具や壁の木の色が馴染ませてくれています。ポップ缶を置いても派手になりすぎず良いアクセントになっています。
部屋実例④アメリカンな子ども部屋
部屋実例4個目は、アメリカンな子供部屋です。全体的にトリコロールカラーで統一されて爽やかな雰囲気ですが、おもちゃ入れはビビッドカラーで落ち着きすぎずポップな印象を与えます。スポンジボブやスヌーピーなどアメリカンキャラクターの人形が置かれて子供部屋らしいインテリアです。
アメリカのキャラクターはカラフルなものが多く、飾ると部屋のアクセントになります。キャラの造形が可愛らしすぎないので子どもだけでなく大人にも人気があり、中にはキャラ物の雑貨をコレクションして飾っている人もいます。
部屋実例⑤ヴィンテージ家具でアメリカン
部屋実例5個目は、ヴィンテージ家具でアメリカンにした部屋です。アメリカンなヴィンテージソファーといえば鋲打ちですね。ソファーは面積が大きいのでこれひとつでおしゃれな雰囲気にできますが、下に敷く幾何学模様のラグの色合いもヴィンテージ感を強めてよりアメリカンに近づけています。
全体的にネイビーとブラウンのアイテムで落ち着いています。グリーンを飾って爽やかに。ギターを置いているのでカントリー風ですが、サーフボードを置けば西海岸風になります。
部屋実例⑥家具とファブリックでリゾート風アメリカン
部屋実例6個目は、ラタン家具と柄物ファブリックでリゾート風アメリカンにした部屋です。ラタン家具は東南アジアのイメージがありますが、メキシカン柄ファブリックと合わせればアメリカのリゾート風に。ターコイズブルーの敷物とカーテンを合わせてよりリゾートチックにしています。
ラタンは暑い地方のものですが、冬でも快適に使える素材です。ラタンの椅子に座ると夏には涼しく、冬には暖かく感じます。湿気が多いところでは換気が必要です。
部屋実例⑦シンプルアメリカンなリビング
部屋実例7個目は、ナチュラルアメリカンなリビングです。ブラウンのレザーソファーはヴィンテージ感のある色で、ネイビーの幾何学柄のラグと合わせてシックな印象です。グリーンもあってナチュラルな雰囲気のインテリアですが、ペプシのポップなベンチがアメリカン風味をプラスしています。
ラグとベンチの色が似ていてロゴの主張が控えめなため、雰囲気から浮きすぎずミスマッチ感を楽しめます。また、少し離れた所に置かれているので傍に置かれるよりも目立っています。ペプシベンチはフリマサイトなどで購入することができます。
部屋実例⑧ターコイズカラー家具で西海岸風リビング
部屋実例8個目は、ターコイズブルーで西海岸風にしたリビングです。ソファーやクッションが明るいターコイズブルー、奥の椅子は青よりのターコイズブルーと色味を少し変えているのでマンネリにならず、おしゃれです。ソファーの背もたれには赤の混じった柄物のファブリックを掛けて色の量を調整します。
壁が白いのでターコイズブルーのきれいな色がよく映えます。家具類は同じような色の木材で統一し、ファブリック類を引き立てています。
部屋実例⑨白とブラウンのサーフ系アメリカンなリビング
部屋実例9個目は、白とブラウンを基調としたサーフ系アメリカンのリビングです。全体的に落ち着いた色味の中に、赤のラグやサーフボードが映えます。白い壁は開放感がありますが寂しい印象も与えるので、海らしいアートを飾ってポイントに。明るい青ではなく、暗めのネイビーを使うと大人の西海岸風になります。
海のアート作品は絵画やポスターが一般的ですが、沢山飾るとなると値段が気になりますね。ウォールポスターならWeb上のテンプレートをプリンターで印刷するだけなので安くすみます。
部屋実例⑩白と青でカリフォルニア風のリビング
部屋実例9個目は、白と青でカリフォルニア風にしたリビングです。サーフグッズは置かれていませんが、白と青の組み合わせだけでもカリフォルニア風と呼ばれます。白いシーリングファンと青のソファーが爽やかな色合いですね。ソファーに掛けられたファブリックが星条旗のようでアメリカンです。
シーリングファンはアメリカの南部テネシー州で作られました。天井が高い家の空気を循環させるためのもので、見た目もおしゃれなことから人気があります。
部屋実例⑪ブラウン基調のシックなアメリカンカントリー
部屋実例10個目は、ブラウンを基調としたシックなアメリカンカントリースタイルです。カントリー風といえば木のぬくもりが欠かせません。こちらは木目を活かしたテーブルやベッド、本棚が置かれています。雑貨はラタンの小物入れやグリーンぐらいで、シンプルなのでほっとする部屋です。
椅子以外はDIYで作られています。気に入った家具が見つからない場合は自作しましょう。ホームセンターでは合板以外に無垢材も手に入ります。こちらの記事では、家具のDIYについて詳しく紹介されているので参考にどうぞ。
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おすすめなアメリカンインテリアショップ6選
アメリカンインテリアのショップ①ラルフローレンホーム
アメリカンなインテリアを扱うショップ1つ目は、ラルフローレンホームです。星条旗モチーフの食器やチェックのファブリックなど古き良きアメリカなアイテムが揃っています。東海岸風にしたい方におすすめです。人気なのはファブリック類。ブランケットはベッドの上だけでなくソファーカバーとしても使えます。
アメリカンインテリアのショップ②ロンハーマン
アメリカンなインテリアを扱うショップ2つ目は、RHCロンハーマンです。カリフォルニア中心にセレクトをしているショップで、服飾雑貨も販売され人気があります。店内は画像のようにインテリアの参考になる展示をしています。家具などの他にアート作品も扱いがあります。西海岸風インテリアにしたい方におすすめです。
アメリカンインテリアのショップ③WTW
アメリカンなインテリアを扱うショップ3つ目は、WTWです。海を感じるアイテムをテーマにオリジナル家具やセレクトした雑貨を販売しています。サーフスタイルのものが充実しているので、西海岸風にしたい方におすすめです。人気のある家具はデニムフロアソファー。ビーズが入っていて座ると体を包み込むような感触です。
アメリカンインテリアのショップ④ポタフルール
アメリカンなインテリアを扱うショップ4つ目は、ポタフルールです。無垢のオールドパイン材を使用した家具やレトロな照明を販売するショップで、カントリー風にしたい方におすすめです。画像ではダイニングセットがポタフルールのものです。実店舗もありますが、予約制のためサイト上で商品を確認したほうが良いでしょう。
アメリカンインテリアのショップ⑤ジョージズ
アメリカンなインテリアを扱うショップ5つ目は、ジョージズです。家具の他、アメリカらしいポップでキャッチーな雑貨を販売しています。今ではアパレルも売られていますが、もとは京都にある家具店ジョージズファニチャーから出発しました。家具で人気があるのはチューズと言われるソファーで、座面が広いのが特徴です。
アメリカンインテリアのショップ⑥アイズコレクション
アメリカンインテリアを扱うショップ6つ目は、アイズコレクションです。こちらはアメリカンダイナーに置いてあるようなポップな商品を置いています。特に力を入れているのはコカ・コーラグッズ。看板はもちろんテーブルなども扱っています。店舗は仙台のみなので、遠いという方はオンラインショップをチェックしましょう。
アメリカンインテリアの選び方は?
アメリカン風インテリアの選び方①レトロなもの
アメリカン風インテリアの選び方1つ目は、レトロなものです。レトロは古さを感じるもののことで、年代ははっきりしていません。ブリキのおもちゃや古びたデザインの家具を部屋に置くとレトロアメリカンらしくなります。レトロ家具はリサイクルショップに行くと掘り出し物が見つかりますよ。
アメリカン風インテリアの選び方②ポップなもの
アメリカン風インテリアの選び方2つ目は、ポップなものです。インテリアにおけるポップは大衆向けの商業的なものを指し、代表的なのはコカ・コーラのデザインです。あまり派手にしたくないという方は、アンディウォーホルなどのポップアート製品を飾るとおしゃれでクールな雰囲気になります。
アメリカン風インテリアの選び方③英字のロゴ入りのもの
アメリカン風インテリアの選び方3つ目は、英字のロゴ入りのものです。最も有名なのはルート66のものでしょう。100均でもパネルなどが販売されて人気で、ヴィンテージインテリアによく合うアイテムです。西海岸風にするならタオルマットやラグで取り入れましょう。画像のような青と白のものがおすすめです。
趣味に合ったアメリカンインテリアを選ぼう
アメリカンインテリアはサーフらしい西海岸風、ヴィンテージスタイルの東海岸風、ナチュラルなカントリー風、ポップなアメリカンダイナー風と4つに分類されます。好みのタイプを選びましょう。前3つは木製の家具をそれぞれの色にペイントするだけでも雰囲気が出ますよ。
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